2009年01月02日

季刊誌「わらく」創刊号〜ご挨拶〜

季刊誌「わらく」創刊号

発行:2009年1月吉日


ご挨拶
当社は60年ほど前から、多くの方々に支えられながら一貫して海苔専門の問屋・小売業を営んでまいりました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

近年、日常の食生活を脅かすような出来事が頻発し、本来当たり前であった「食の安心・安全」が遠い世界のようになり、また、私たち生活者が便利で安価で美味しそうなモノを追い求め続けた結果、黄色信号が点滅している「食品」があちこちであふれかえっています。私たちの健康を損なうようなこのような状況を憂い、流通業に携わっている身として何とかしたいと数年前から、当社は徹底的にあらゆる角度から「食」を研究し始めました。これが業種を越えた数十社の研究グループに進展しました。「食の大事さ」、「食のありがたさ」といったプラスだけではなく、食のマイナス部分がかなりよく見えてきました。そういったことを「食育」という形で多くの方々にお伝えしていきたい。そして皆様とご一緒に「健康」を考えていきたいとの思いから、当社は「健康・食育」を大きな柱にすることに決めました。

「本物を美味しく食べて健康に!」をキーワードに、お客様に絶対に喜んでいただける本物の食品を提供していきます。少しずつ増やしていきますので期待して下さい。食品を提供するだけではなく、様々な形で「健康・食育」に関するメッセージをお客様にお伝えし、そして、おこがましいかもしれませんがアドバイスさせていただきたいと思います。必要であれば「健康・食育」のセミナーの講演、相談会等承りますので、お気軽にお話しして下さい。

当社の本業は海苔屋であります。わかりにくい海苔業界の流通も少しずつわかりやすくし、できる限り海苔の情報を発信していきたいと思います。海苔問屋の存在意義を見つめ直し、いつでもお客様から存在を認めてもらえるよう努力すべきだと考えています。

当社は2年前からではありますが、海苔の「産地直送」に力を入れ始めています。「産地直送」はお客様の思いを生産者に伝え、また生産者の思いをお客様に伝えることができます。このような取組みをしているのは海苔業界では当社の他はほとんどありません。当社は一年を通して生産者との連絡を密にし、海苔作りについて話し合っています。

海苔も「健康・食育」に欠かせない食品と考えておりますが、「健康・食育」を語る上で最も大事な食品の一つと位置付けているのが主食である米です。米は白米ではなく玄米の方です。当社は「健康・食育」研究グループより大変優れた玄米を仕入れることができました。今後はこの商品を中心にお客様へ「健康・食育」を訴えていきたいと考えております。是非、ご一緒に「健康・食育」を考えていきませんか。
posted by わらく at 14:51| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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