2009年01月03日

季刊誌「わらく」創刊号〜大人のための健康・食育講座 前編〜

健康・食育講座

健康で幸せな人生を送りたい。それは誰もが願うことです。人によって健康観、幸福感は違いますが、健康のひとつの考え方としては「誰もが自分の能力を最大限に引き出せる状態をつくること」なのではないでしょうか。よりよい生活、質の高い生活を送るための条件ともいえますが、何をするにも生きていく上で健康であることが全ての基礎になります。死ぬまで健康で幸せ、ピンピンコロリ(PPK)が理想ですね。

日本は寿命の面から見れば女性が世界第1位、男性が2位の長寿国です。しかし実態はどうでしょうか?平均寿命年齢と健康年齢(人の助けを借りずに生きられる年齢)には6〜7年の隔たりがあります。人生最後の6〜7年は介護状態が続き、家族に大きな負担がのしかかっています。介護施設への入居は数年待ちの状態であることも現実です。また、長寿大国であるからといって健康ではなく、病人の多さに驚きます。

現代は 悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患が多く、中でもがんの死亡率が極めて高く、今後は2人ひとりががんになるであろうと言われています。また、過去に多かった日本人の病気(感染症)と、現代の病気とでは明らかに違います。なぜ現代はがん、心疾患、脳血管障害といった慢性疾患の死亡率が多いのでしょうか? その予備軍も含めるとその数の多さに驚愕します。何かが違っているのではないかと思いませんか?

ここで申し上げたいのは、「食べたもので身体はできている」ということです。

きちんとしたものを食べなければ健康ではいられない、食べたもので病気にもなり、健康にもなるということです。私たち日本人は永い永い年月をかけて日本の風土に合った身体に進化しました。けれど戦後60年で日本人の食生活は欧米化し、がらりと変化しました。身体は急激な食の変化についていけません。

私たち日本人の腸は欧米人の1.2倍の長さがあります。これは、穀物を中心とした食生活に合った腸を作り上げているのです。ですから米を主食とした食事、それも永く食べてきた和食をとることが内臓に負担をかけない食事、身体が喜ぶ食事なのです。負担をかければそれだけ老化することに繋がるのです。米食は玄米をお勧めします。白い米と書くと「粕(かす)」です。白米は豊富な栄養を削ぎ落としてあります。削ぎ落とした部分にこそ私たちが必要とする豊富な栄養があるのです。それをあえて取り除くのはもったいない事です。

従って私たち日本人は身体の構造からも栄養面からも、玄米を主食とした和食をよく噛んで食べる食事が、私たちの身体に最適で健康を保つ食事であるといえるのです。せっかくの栄養もよく噛まなければ消化吸収されませんし、胃腸に負担をかけます。一口最低30〜40回は噛むことをお勧めします。玄米を主食にする場合はおかずの量が玄米を越えないようにするというのをひとつの目安にするといいでしょう。
更に付け加えるなら、玄米に不足している栄養素はカルシウムです。このカルシウムはごまや小魚や椎茸、海苔をはじめとした海藻類等、野菜で補うことをお勧めします。とりわけ海苔は保存性が高く、軽く手軽な食品ですから、毎日の食卓にのせてその優れたミネラルを摂取し、栄養のバランスを整えることに有効です。

(つづきは明日に掲載→)

株式会社守矢武夫商店
健康・食育シニアマスター
       福 田 千 穂
posted by わらく at 14:46| Comment(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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