2009年01月05日

季刊誌「わらく」創刊号〜海苔&海情報〜

海苔&海情報

〜海苔はどのようにできるか?〜

miyagi sea06.jpg
生産者/海

まず夏場に、海苔の種の元(果胞子)から海苔の種(殻胞子)に成長させます。晩秋、網に海苔の種(殻胞子)を付着させると1〜2週間で収穫できるほどに成長します。その海苔を摘み取ると、また1〜2週間で成長します。それを早春まで数回繰り返します。



1次乾燥アップ/矢本・工場(2007.3.19).JPG
生産者/加工場

収穫した海苔を洗浄、異物除去したら1次乾燥させて10枚を半分に折って出荷。こうすることで海苔の破損が防げるのです。



CIMG6886.JPG
問 屋

納入した海苔の広げ作業(半分に折ってある海苔を平らに広げる)後、2次乾燥、焼成・加工して販売。


今、まさに海苔の収穫は真っ盛りです。
宮城 東松島では海の栄養が多く、例年と比べて黒い海苔ができています。当社とタイアップしている生産者は昔ながらの手のかかる製法で作っていますが、この海苔は苦労の甲斐があってとても良い出来栄えです。
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2009年01月04日

季刊誌「わらく」創刊号〜大人のための健康・食育講座 後編〜

健康・食育講座〜後編〜

(昨日の続きです→)

玄米は炊くのが大変という声をよく聞きます。そこで当店では玄米であるみどりのお米「美人舞」を昨年12月から販売開始しました。白米と同様に炊けます。ですから玄米100%でも、白米にブレンドしても手軽に炊けるという玄米ですので、これは皆さんの健康づくりにお役立ていただけると確信しております。これは薬のような玄米で、今までの玄米以上に栄養豊富で大変優れた究極健康米です。どんなものでも薬は必ず副作用を伴いますが、毎日美味しく食べて健康づくりができるのであればそちらを選択したいですね。詳しくは下記の「新商品」のコーナーをご覧下さい。

食事をがらりと変えることをできる人はいいのですが、なかなかできないことです。けれど毎日の食生活で何かひとつでも変えればあなたの将来は変わってきます。例えば、「日に一食は玄米主食の和食にする」「朝食をパン食から玄米食に変える」など、自分なら何をどう変えていけるか是非考え、実行して下さい。

そしてもう1つ大事なのは動きです。ストレッチをしたり、大股で外を歩いたり、20分を越える持続的運動は脂肪を燃焼させ、エネルギーを消費させます。歩くことは本来人間の体の喜びのはずです。食と動の両面から健康づくりをしていくことで、体に変化が見られるでしょう。その変化を見ていくことも健康づくりの楽しみのひとつです。健康は何よりも大事なことだからこそ、自分の健康は自分で作り上げていきたいですね。

ここでは健康、食育、食養学、予防医学の面から健康づくりに役立つ情報を毎回掲載してまいります。大人のための食育講座として食材選びの注意点、食の嘘・ホント、メタボ対策、糖尿病対策etc.役立つ情報を発信してまいりますので、皆様の食生活を見直すきっかけにしていただければ幸いです。
毎号是非ご一読ください。
株式会社守矢武夫商店
健康・食育シニアマスター
       福 田 千 穂

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2009年01月03日

季刊誌「わらく」創刊号〜大人のための健康・食育講座 前編〜

健康・食育講座

健康で幸せな人生を送りたい。それは誰もが願うことです。人によって健康観、幸福感は違いますが、健康のひとつの考え方としては「誰もが自分の能力を最大限に引き出せる状態をつくること」なのではないでしょうか。よりよい生活、質の高い生活を送るための条件ともいえますが、何をするにも生きていく上で健康であることが全ての基礎になります。死ぬまで健康で幸せ、ピンピンコロリ(PPK)が理想ですね。

日本は寿命の面から見れば女性が世界第1位、男性が2位の長寿国です。しかし実態はどうでしょうか?平均寿命年齢と健康年齢(人の助けを借りずに生きられる年齢)には6〜7年の隔たりがあります。人生最後の6〜7年は介護状態が続き、家族に大きな負担がのしかかっています。介護施設への入居は数年待ちの状態であることも現実です。また、長寿大国であるからといって健康ではなく、病人の多さに驚きます。

現代は 悪性新生物(がん)、心疾患、脳血管疾患が多く、中でもがんの死亡率が極めて高く、今後は2人ひとりががんになるであろうと言われています。また、過去に多かった日本人の病気(感染症)と、現代の病気とでは明らかに違います。なぜ現代はがん、心疾患、脳血管障害といった慢性疾患の死亡率が多いのでしょうか? その予備軍も含めるとその数の多さに驚愕します。何かが違っているのではないかと思いませんか?

ここで申し上げたいのは、「食べたもので身体はできている」ということです。

きちんとしたものを食べなければ健康ではいられない、食べたもので病気にもなり、健康にもなるということです。私たち日本人は永い永い年月をかけて日本の風土に合った身体に進化しました。けれど戦後60年で日本人の食生活は欧米化し、がらりと変化しました。身体は急激な食の変化についていけません。

私たち日本人の腸は欧米人の1.2倍の長さがあります。これは、穀物を中心とした食生活に合った腸を作り上げているのです。ですから米を主食とした食事、それも永く食べてきた和食をとることが内臓に負担をかけない食事、身体が喜ぶ食事なのです。負担をかければそれだけ老化することに繋がるのです。米食は玄米をお勧めします。白い米と書くと「粕(かす)」です。白米は豊富な栄養を削ぎ落としてあります。削ぎ落とした部分にこそ私たちが必要とする豊富な栄養があるのです。それをあえて取り除くのはもったいない事です。

従って私たち日本人は身体の構造からも栄養面からも、玄米を主食とした和食をよく噛んで食べる食事が、私たちの身体に最適で健康を保つ食事であるといえるのです。せっかくの栄養もよく噛まなければ消化吸収されませんし、胃腸に負担をかけます。一口最低30〜40回は噛むことをお勧めします。玄米を主食にする場合はおかずの量が玄米を越えないようにするというのをひとつの目安にするといいでしょう。
更に付け加えるなら、玄米に不足している栄養素はカルシウムです。このカルシウムはごまや小魚や椎茸、海苔をはじめとした海藻類等、野菜で補うことをお勧めします。とりわけ海苔は保存性が高く、軽く手軽な食品ですから、毎日の食卓にのせてその優れたミネラルを摂取し、栄養のバランスを整えることに有効です。

(つづきは明日に掲載→)

株式会社守矢武夫商店
健康・食育シニアマスター
       福 田 千 穂
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2009年01月02日

季刊誌「わらく」創刊号〜ご挨拶〜

季刊誌「わらく」創刊号

発行:2009年1月吉日


ご挨拶
当社は60年ほど前から、多くの方々に支えられながら一貫して海苔専門の問屋・小売業を営んでまいりました。この場をお借りして改めて御礼申し上げます。

近年、日常の食生活を脅かすような出来事が頻発し、本来当たり前であった「食の安心・安全」が遠い世界のようになり、また、私たち生活者が便利で安価で美味しそうなモノを追い求め続けた結果、黄色信号が点滅している「食品」があちこちであふれかえっています。私たちの健康を損なうようなこのような状況を憂い、流通業に携わっている身として何とかしたいと数年前から、当社は徹底的にあらゆる角度から「食」を研究し始めました。これが業種を越えた数十社の研究グループに進展しました。「食の大事さ」、「食のありがたさ」といったプラスだけではなく、食のマイナス部分がかなりよく見えてきました。そういったことを「食育」という形で多くの方々にお伝えしていきたい。そして皆様とご一緒に「健康」を考えていきたいとの思いから、当社は「健康・食育」を大きな柱にすることに決めました。

「本物を美味しく食べて健康に!」をキーワードに、お客様に絶対に喜んでいただける本物の食品を提供していきます。少しずつ増やしていきますので期待して下さい。食品を提供するだけではなく、様々な形で「健康・食育」に関するメッセージをお客様にお伝えし、そして、おこがましいかもしれませんがアドバイスさせていただきたいと思います。必要であれば「健康・食育」のセミナーの講演、相談会等承りますので、お気軽にお話しして下さい。

当社の本業は海苔屋であります。わかりにくい海苔業界の流通も少しずつわかりやすくし、できる限り海苔の情報を発信していきたいと思います。海苔問屋の存在意義を見つめ直し、いつでもお客様から存在を認めてもらえるよう努力すべきだと考えています。

当社は2年前からではありますが、海苔の「産地直送」に力を入れ始めています。「産地直送」はお客様の思いを生産者に伝え、また生産者の思いをお客様に伝えることができます。このような取組みをしているのは海苔業界では当社の他はほとんどありません。当社は一年を通して生産者との連絡を密にし、海苔作りについて話し合っています。

海苔も「健康・食育」に欠かせない食品と考えておりますが、「健康・食育」を語る上で最も大事な食品の一つと位置付けているのが主食である米です。米は白米ではなく玄米の方です。当社は「健康・食育」研究グループより大変優れた玄米を仕入れることができました。今後はこの商品を中心にお客様へ「健康・食育」を訴えていきたいと考えております。是非、ご一緒に「健康・食育」を考えていきませんか。
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2009年01月01日

2009年から季刊誌発行します

明けましておめでとうございます


健康・食育を推進する東京の大森の海苔問屋「株式会社守矢武夫商店」が季刊誌「わらく」第一号を発行いたします。
多くの方の健康づくりにお役立ていただければ幸いです。
毎号ご購読いただき、実行できることは生活に取り入れていただき、「わらく」に掲載されているとおりにしていたらダイエットできたよ!
とか、毎日の食事が美味しくて美味しくて食べる楽しみが広がったよ!といった声が聞こえてくることを願っています。


本物を美味しく食べて健康に!守矢武夫商店の季刊誌を是非ご愛読下さい。
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